いつもよりも、 少し手間をかけてゆっくりと豆を挽く。香り立つコーヒーの香りを楽しみながら、その一杯がより美味しくなるだけで、 気分も変わってくる。日頃の喧騒を忘れさせてくれる。極上の豊かな一瞬を過ごす。
味や香りは挽き手の個性を表現します。石臼で挽く味を最大限に楽しむためにブレンドした豆。その名は「幸雲」。強めで焙煎した、 雑味のない香りたつ豆の味は「あなただけの味」 と 「珈琲との語らい」 を作り出す。
ゴーリゴーリと独特の音を立てながら、香り立つコーヒーアロマを楽しみながら、無心に回す。極上の一杯を目指して、かける力と速度を均一にすることを 意識して、豆を挽くことに全集中。良いものを求めたら、素材はすべて秋田産で仕上がった。
斉藤石材店では、石皿・表札・かさ立・石彫刻品など、オリジナルブランド「幸雲(こううん)」を発表しております。そのひとつである「石臼コーヒーミル」は、同じ湖東地区の佐藤木材容器さんと連携して作り上げた作品です。地域の素材を知り尽くし、継承された技から生まれました。
重い石臼を載せ、固定させながらも回転のスムーズさが必要であった受け皿の「軸」。わずかな狂いは石臼の回転に影響を与え、風昧あふれるコーヒーを挽くことができません。おいしいコーヒーを挽きだすための「軸」は、試行錯誤を重ねた「石」と「木」のコラボレーションの結晶です。
石臼コーヒーミルは、一般的に多く用いられている花崗岩ではなく、やわらかく酸化しにくい特徴を持つ秋田原産の安山岩の「男鹿石」を使用しております。天然の素材ですから、一つとして同じものはありません。豆を挽く工程で実感する濃厚な香りと石臼挽き独特の心地良い音をお楽しみいただけます。
味や香りは挽き手の個性を表現します。「あなただけの味」や「珈琲との語らい」をお求めの方におすすめします。最良の石を選定し、ひとつひとつの男鹿石を「細やかで繊細な技」で石臼に仕上げます。受け皿は同じ湖東地区の佐藤木材容器さんに地元・秋田杉を使用した良質の一品です。
珈琲豆は、上臼に入った目立てからスムーズに流れ、下臼の目立てとの精度の高い「あたり具合」が美味しいコーヒーを挽いていきます。360度どの方向の目からも均等に挽き出すため、幾度もの調整を繰り返し導き出された目の長さは、挽くコーヒー豆に熱を持たせず、風味溢れる味わいを生み出します。
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